伝統と歴史の米辞書メーカー「メリアム・ウェブスター」が、同社のCollegiate Dictionary辞書の2012年版に追加する「新語リスト」を発表した。
今回のアップデートで話題になっているのが、社会問題にもなっている「セクスティング(sexting)」と、古くから一般に浸透している「f-bomb(fuckの婉曲語法)」。この他にも、時代を象徴する「クラウドコンピューティング」や「マッシュアップ(mash-up)」をはじめ、100を超える単語がアップデートに含まれている。
すでに多くのオンライン辞書が「f-bomb」や「セクスティング」を掲載しているが、印刷版として正式に追加するのはメリアム・ウェブスターが初となる。
以下に、2012年版の新語から、いくつか興味深い単語をリストアップしてみた:
[sexting] – セクスティング(名詞):
- 意味: 性的なメッセージや画像を携帯電話で送信すること(sexとtextingの混合)
- 意味: fuckの婉曲語法、「F」で始まる言葉をいうこと(drop an f-bomb)
- 例: accidentally drop an f–bomb on television(テレビでうっかりFワードを使う)
- 意味: 「あ~そうか!」と突然何かを理解する・悟る瞬間
- 意味: 死ぬ前にやっておきたいことのリスト
- 意味: コンピュータで管理・利用するデータなどを、インターネットを通じてサービスの形で必要に応じて利用する方式
- 意味: 頭から離れない歌やメロディー
- 意味: 栄養ドリンク、 肉体疲労時の栄養補給などを目的とした飲料
- 意味: もとある状況を劇的に変える要素・存在
- 意味: ちゃんとした食事を提供するバーやパブ
- 意味: 人生における目標の設定・達成方法や問題解決方法を指南する人
- 意味: 家の中で男性(夫・父)がくつろげる部屋やスペース
- 意味: 複数の異なるソースから技術やコンテンツを複合させて新しいWebサービス・アプリケーション
「クラウド・コンピューティング」や「マッシュアップ」、「ガストロパブ」は、すでに日本でもそれなりに浸透している単語だ。昨年には、tweet(ツイート)やsocial media(ソーシャル・メディア)などが追加されている。
参考記事:「huffingtonpost.com」
Speak Your Mind