- 来年はベーコンが食えなくなる?
- アメリカ、ロシアでの干ばつが原因か?
- 海外のネットは騒然
豚肉価格の高騰により、英国ではベーコン・ソーセージ不足に悩まされているというが、どうやら他人事ではなくなりそうだ。英養豚協会の最近の発表によると、来年は世界規模のベーコン不足が到来するのだという。
餌の値上がりで豚が減少
現在、欧州では深刻なペースで豚の数が減少しており、このトレンドが全世界にまで波及している。トウモロコシや大豆の不作で家畜餌の価格が高騰したため、養豚農家が採算を合わせられなくなったのが原因らしい。
『Financial Times』によると、今年の夏に北米とロシアを襲った大干ばつが、穀物の不作・価格高騰に大きく影響している。 今年8月の時点で、米国の約半分の地域が、猛暑と干ばつによる災害区域に指定された。
海外のネットは大騒ぎ
来るべくベーコン不足のニュースを受け、海外のネットコミュニティーはいろんな意味で衝撃を受けている。 この話題を取り上げた米HuffingtonPostの記事は、わずか1日で7万を超える「いいね!」を獲得し、ツイート数は10万を超えた。
ソーシャルニュースサイト「Reddit(レディット)」でも話題になり、投稿から20時間でコメント数が1600件に達し、ニュースはフロントページにまで押し上げられている。
それもそのはず。ベーコンは世界中の人が愛してやまない食べ物だ。それが冷蔵庫からなくなるかもしれないと聞かされれば、気が気じゃないだろう。ソーシャルネットワークやブログには、こんなコメントが寄せられていた:
- 「これがマヤ文明が予言したことだな」
- 「政府による救済処置はまだ?」
- 「中東のデモどころの騒ぎじゃない」
来年は、パスタを控えなければならない年になるのだろうか?
参考記事:「HuffingtonPost」
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