【Reddit】自殺未遂経験者たちが最後の日にしたこと、「みんな生きててよかった…」 – 海外掲示板

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イジメによる自殺。生活苦からの自殺。自殺は現代日本の深刻な社会問題のひとつ。警察庁の発表によると、1998年に年間自殺者数が3万人を上回って以来、その高い水準を維持し続けている(2012年は11月の時点で2万5743人)。

自殺者数統計

もちろん、自殺は日本だけに限った問題じゃない。以前、海外掲示板の「Reddit」に、こんなスレッドが立てられていた:

自殺未遂経験者の人、“最後の日”に何したか教えて?

ギリギリのところまでいったけど死ねなかった、思いとどまった。ユーザーたちが、自分や友人の自殺未遂談を語り合ったスレだ。といっても、気が滅入るような暗い雰囲気ではなく、「生きててよかったな」とお互いに励まし合う、ポジティブで心温まるスレだった。


自殺を試みた経験のある人、最後の日に何した?


元スレ:「People who attempted suicide, what did you do on your “last day”
※)「OP」はコメントのオリジナル投稿者

1.飛び降りてから気がついたこと、「生きたい…」

ゴールデンゲートブリッジ

【OP】:
この話はまだ誰にもしたことがない。
最後の日は、お気に入りのレストランに行って、大食いした。ステーキやらチキンやら海老やら野菜やら…。それから家に帰って、バルコニーの柵の反対側にでた(タイタニックを想像してくれ)。 そこは2階で、下が急斜面みたいになってる(高さでいえば3階建てくらいかな)。ちょうど日没時で、空を見上げてみた。美しく逝きたかったんだな。ずっと泣いてたよ、どうしようもない悲しみと自然への感銘とが混ざり合ったような気持で。

それで、飛び降りたんだ。で、何も起こらなかった。飛び降りたのに怪我ひとつしなかったんだ。地面に寝そべって、「何てアホらしいことしたんだ」って思ったら笑いが込み上げてきたよ。今日までこの話は誰にもしてない。

ひとつ奇妙だったのはね…。落ちてる途中で、「飛ぶんじゃなかった」ってすごく後悔の気持ちが芽生えたんだ

・みんなの反応

「何かの記事で読んだことがあるんだけど、ゴールデンゲート・ブリッジから飛び降り自殺して生き残った人たちの話。みんなに共通する点があって、みんな落下の途中で悟るらしいんだ。橋から落っこちることを除けば、自分の人生のあらゆる問題は解決可能だって」

「『The Bridge(ブリッジ)』っていう映画があるよ。ゴールデンゲートブリッジから身を投げる人たちを1年間撮り続けたドキュメンタリー。すごく興味深い映画だけど、 けっこうきつい。実際に飛び降りるシーンもあるから、もし観るのならそのつもりで」

photo by ground.zero via Flickr

2.タクシーの運転手

タクシー

[OP]

自殺未遂したことのある人はわかるかもしれないけど、俺は実際に決行する30分くらい前まで、自殺する気なんてさらさらなかった。

その日はクラブにいたかな。酔っぱらって、誰もナンパに引っかからなくて。当時の俺は彼女なしの無職。生活保護もらいながら、街で一番悲惨な地域のクソみたいな部屋に住んでたんだ。とにかくその状況から抜け出したかった。その時は気がつかなかったけど、究極にうつ状態だったと思う。

クラブを出てからタクシーを拾って、地元の有名な橋に連れてってもらった(すごく高い橋)。飛び降りるつもりだったけど、察したタクシーの運転手がそうさせてくれなかったよ。その橋は有名な自殺スポットでもあったからね。

とにかく、運転手さんは橋のところまで行って、タクシーを止めてエンジンを切った。そして俺のほうに振り返って、「お前死ぬつもりか?」って聞いてきたんだ。俺「そうだよ」って答えたら、急に涙が溢れ出てきた…。

そこから運転手さんは勇気付ける話をしてくれた:「人生は生きる価値がある。今は耐えろ。人生はただ長くて、何の変化もない道だと思われがちだけど、実際は驚きで溢れてる。でもそれは年齢を重ねてみないとわからない。もし君にもう少し辛抱する意思があるなら、人生はたくさんの素晴らしい機会を投げかけてくれるはずだから

それから女に振られても気にするなって励ましてくれたよ。「君はハンサムな男だ。すぐに理想の女性に出会えるよ。もし今日橋から飛び降りなかったらの話だけどね」って。タクシーの仕事を見つけてやるとまで言ってくれた…。

そのあと家まで送ってくれて、お金もいらないって。別れ際に電話番号渡したら、それから1カ月間毎日電話してくれた…。タクシーの仕事は無理だったけど、そこから何とか生活を立て直して、地獄から抜け出すことができた。それから理想の女性と会って、仕事も見つかって、今は素晴らしい家に住むことができてる

・みんなの反応

「理由はわからないけど、この話が一番感動した。優しい人だったんだな。お前を助けるだけじゃなく、ちゃんとフォローアップして、仕事まで探そうとしてくれるって…。人生立て直せてよかったな。それから、あの夜にお前のためにあの人がいてくれたことも。」

「まだそのタクシーの運転手と連絡とりあってる?」

「OPはこれに答える義務がある 」

「まさにその通り。そのタクシードライバーは命の恩人だろ。何も得るものもなかっただろうに。いい人の模範だな。OPよ、頼むからがっかりさせないでくれ」

[OP]:「質問に答えると、連絡は取り合ってた。あの運転手さんはインド人で、数年前にインドに帰国したんだ。今でも定期的に連絡してるけど、直接会うことはない。俺の投稿がたくさんの人にプラスになったようで、本当にうれしいよ。本当に。みんなのコメントを彼に伝えたいと思う」

・Photo by Héctor de Pereda via flickr

3.猫は命の恩人

猫

[OP]:俺は漠然とアパートの中をうろうろしてたな…。中途半端に洗い物したり、ちょこっとパソコン使ったり、テレビ見たり…。とにかくぼーっとしてた。実は俺がまだ生きてるのは猫のおかげなんだ。

ナイフを握りしめてベッドに横たわってたら、猫が隣に寝転がってくれて、ゴロゴロ泣き始めたんだ。そしたら、もう一匹の猫も同じように隣に来てくれた。あいつら仲が悪かったのに、ぴったり寄り添ってくれたんだよ。

・みんなの反応

「俺の知り合いも猫に命を救われた。 I fucking love cats」

・Photo by vincent.chen via Flickr

4.いじめが嫌で…

ナイフ

【OP】
ある朝起きたとき、「学校に行っていじめられるのはもう嫌だ」って思った。その時はまだ13歳で、自殺以外に逃げ道が思いつかなかったんだ。ベッドから起き上がって、ナイフを手に取って(ボーイスカウト用に部屋に置いてあった)、喉元にあてて…。いざ切ろうとした瞬間に母親が部屋に入ってきて、止められて、専門家に相談に行くよう諭された。

お母さん、あの時命を救ってくれてありがとう。

・みんなの反応

「同じ母親として、これはすごくつらい。“もしその時に部屋に入っていかなくて、後で発見したら”、なんて想像したら…」

・Photo by scottfeldstein via Flickr

5.家族がいたから

ピル

[OP]:俺も“最後の日は”何も特別なことしなかったな。素晴らしい日を過ごしたら気持ちが萎えそうで怖かったんだ。だからその日はいつも通り普通に過ごしたよ。今思い返してみるとむちゃくちゃな理屈だな。そうとう病んでたんだと思う。いつも通り寝る前にシャワー浴びて、歯磨きして、ちょっとスナック食べて。それから、明かりを消す直前にものすごい量のピルを飲んで、安らかに眠りについたよ。次の日に目が覚めたら病院のERにいて、ドクターたちが後遺症が残らないように頑張ってくれてた。

その日、たまたま家族が家にきて、ベッドでぐったりしてる俺を発見したんだ。すぐに救急車を呼んで病院に運んでくれたみたい

・みんなの反応

「一つ聞いてもいいかな?奇跡的に生き残ったってわかったとき、最初にどう感じた?」

[OP]:「正直に言うとがっかりした。それを乗り越えるのに長い時間がかかったよ」

「俺も同じことした。12,3歳の時だったかな。学校のトイレで「タイレノール(鎮痛解熱剤)」を一瓶全部飲んだよ。それから陸上の練習に行って、家に帰って夕ご飯を食べた。その後に吐きまくったから、両親にばれたんだ。そんで病院を出た後、自殺しようとしたからって外出禁止にされた。病院で勧められたセラピストのところへも通わせてくれなかったよ。絶対誰にも言うなとも言われた」

Photo by ShawnOster via Flickr

6.女の子

手紙

[OP]:
普通の日と同じように過ごしたよ。朝起きて、学校行って、帰ってきて、自殺未遂した。最後の時間を友達と楽しく過ごそうとしたけどね。誰かに言いたかったけど、やめといた。誰も巻き添えにしたくなかったんだ。前日に一番親しい人宛てに手紙を書いた。それをキッチンのテーブルに置いてから、屋根の上に登った。夜の9時ごろだったかな。屋根から下を覗いても、真っ暗闇で何も見えなかった。

右足を屋根から出して、さあ飛び降りようとした瞬間だよ。ふと上を向いてみたんだ。そしたら、向かいのアパートの窓から何人かがこっちを見てた。その中の一人の女の子と目があったんだ。そしたらその子、首を振ってから顔を覆ったんだよ。その子のおかげで、飛び降りるのを思いとどまった。

・みんなの反応

今は元気なのか?

[OP]:いい日もあれば悪い日も、って感じかな。でも、もう自殺願望はないよ。あれからたくさん学んだし、今は人生素晴らしいって思える。毎日、生きて楽しもうとしてる。これから何か嫌なことがあっても、最後にはよくなるって確信できるようになった:)

俺もその女の子も、お前が生きててうれしく思ってるよ。

Photo by Muffet via Flickr

7.ハチドリ

ハチドリ

[OP]:
昔会ったある芸術家から聞いた話。その芸術家は、自殺しようと銃を片手に森の中に入っていった。木にもたれかかって、長い間泣きながら自害する勇気を振り絞ろうとしたらしい。たぶん、感情的になりすぎて疲れたんだろうな。そのまま寝ちゃったらしいんだ。

しばらくして目を覚ましたら、ハチドリがほんの数センチ鼻先を舞ってたんだって。彼はそのままじっと動かないで、ハチドリの美しさに見惚れてたらしい。ハチドリがいなくなるまでの数秒間で、この上ない幸せな気持ちを感じたそうだ。

そして、自殺できなかったことを心から喜んだらしい。だって、死んでしまってたら、その感情を味わえなかったからね。そこで決めたらしいんだ。この瞬間をまた味わうためにもう1日生きてみようって。次の日にも同じような感動が味わえるかわからないけど、とにかくやってみようって

それから15年の間、その考え方に基づいて生きてきたらしい。

・みんなの反応

いい話だった…。シェアしてくれてありがとう

Photo by Martin Cathrae via Flickr

・ソース:「Reddit
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