ボストン爆弾テロ: 容疑者兄弟がとった事件前後のミステリアスな行動

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ボストン爆弾テロ

米司法省が22日、ボストン爆弾テロ事件の容疑者ジョハール・ツァルナエフ(19)を訴追したと正式に発表した。ウォータータウンのボートで容疑者を逮捕してから3日後の訴追となり、容疑者は大量破壊兵器の使用と悪意ある破壊行為で死者を出した罪に問われることになる。

容疑者は逮捕の際に頭部や手足に重傷を負ったため、現在ボストン市内の病院で治療を受けている状態。警察は書面による尋問をすでに始めているが、犯行の動機などはまだ謎に包まれたままだ。

今回の事件の謎は動機だけじゃない。容疑者兄弟が事件前後に取った行動には実に不思議なものが多いと、米誌「マザー・ジョーンズ」が指摘している。

<以下、『マザー・ジョーンズ誌』の記事から一部抜粋>

ツァルナエフ兄弟がとった不可思議な行動

ジョハール・ツァルナエフimgur.com

1.犯行時に帽子を反対に被り、サングラスすらかけない:
死亡した兄とは違い、弟のジョハール・ツァルナエフは、犯行現場で顔を隠そうとする努力をほとんど払っていない(上の画像右)。そのため、FBIが容疑者の防犯カメラ画像を公開した際に、簡単に特定することが可能となった。

2.爆発に無反応:
裁判所に提出された訴追状によると、最初の爆発が起きたとき、周囲の人々が一斉にゴールの方を振り向いたにもかかわらず、ツァルナエフ容疑者は一瞥しただけでゴールと反対方向に歩き去ったという。

3.車を修理に出していた:
ウォールストリートジャーナルの記事によると、事件の翌日、弟のジョハールは修理に出していた車を引き取るため、ウォータータウン地区の修理工場を訪れた。その時接客した従業員によると、ジョハールは爪を噛んだり落ち着かない様子で、足をゆすりながら「今すぐ車が必要だ」といったらしい。

4.ボストンに居続けた:
2度目の爆破が起こったのが、15日の午後2時49分。ツァルナエフ兄弟がケンブリッジ地区でカージャックしたのが、18日の午後10時40分。この間、彼らは何をしていたのか?ジムに通ったり、車を引き取りに行ったり。弟に限っては、大学のパーティーに参加したりもしていた。足がつくはずないとタカをくくっていたのだろうか。事件から指名手配までの3日間、彼らがボストンから逃げようとした形跡は見られない。

5.MITの警察官を殺害:
どうして容疑者兄弟はマサチューセッツ工科大で警官を銃撃したのか?結局この事件が、兄の死、弟の逮捕へとつながった。

6.金がない:
MITで警官を殺害した後、容疑者はその周辺で路上に駐車してあった車をカージャックする。まず2人がとった行動は、現金を調達することだった。兄弟は人質のカードと暗証番号を使って、ATMから800ドルを引き下ろした。現金のために一般人を人質にとったことから、逃走に計画性が全くなかったことがうかがえる。

7.人質に告白:
訴追状によると、カージャックの際に弟のジョハールは、車に乗り込むなり運転手に向かって「ボストンの爆発事件を知ってるか?あれは俺がやったんだ」 と告げた。

8.軽食のためにスタンドへ:
LAタイムズによると、逃走中だった容疑者は、スナックを購入するためシェルのガソリンスタンドに立ち寄ったとある。2人が店に入った隙に人質は逃げ出し、別のガソリンスタンドから警察に通報した。

9.BBガン:
警察の発表によると、容疑者2人が使用した武器は次の通り: 「圧力鍋爆弾」、「簡易爆弾7つ」、「拳銃2丁」、「BBガン」。なぜBBガンを所持していたのか?

参考記事:「motherjones.com
Screenshot:「Boston Globe – YouTube」

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