元NBAスーパースターのデニス・ロッドマン、平和の使者として北朝鮮を訪問

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デニス・ロッドマン 北朝鮮訪問

カラフルなヘアスタイルと全身のタトゥーがトレードマークだった元NBA選手のデニス・ロッドマン。90年代シカゴ・ブルズ黄金期の立役者の一人で、ど派手な見た目と自由奔放なプレイスタイルから、当時最も有名なアスリートの一人だった。NBA史上に残る屈指のリバウンダーでもある。

そんなロッドマンが26日、米国との軍事的緊張が高まる北朝鮮を訪問。バスケットボールのイベントを開催して地域の子供たちと触れ合ったり、北朝鮮の代表選手たちと親善試合を行ったりするのが目的だという。北朝鮮体育省と外交部の官僚たちが空港で出迎えた。

ロッドマンの他にも、エキシビションチーム「ハーレム・グローブトロッターズ(Harlem Globetrotters)」のメンバー3人と、メディア・カンパニー「VICE」の撮影クルーが平壌(ピョンヤン)入り。VICEは、4月に放送を予定しているドキュメンタリーの撮影のため同行している。

▼デニス・ロッドマンと訪問団デニス・ロッドマンと訪問団

北朝鮮とはかけ離れたイメージのあるこの一行。政府公式の親善大使ではないが、米国と北との関係悪化をわずかでも修復できることを目指している。

この異例の訪問に関してViceの創設者シェーン・スミスは、 「両国間の緊張が高まるなか、どれだけ非伝統的なやり方でも文化的な交流を保ち続けることは重要」とし、「お互いに愛するゲームを共にプレイすることは、正しい方向への一歩となる」と語った。

「北朝鮮の人たちにアメリカは敵ではないと示すことが重要」

北朝鮮では、サッカーと共にバスケットボールも人気スポーツのひとつで、ホテルの駐車場や学校の運動場などでバスケコートをみることもそれほど珍しくないという。海外の情報がほとんど入らない北の市民の間でも、マイケル・ジョーダンだけはそれなりに有名らしい。

2000年に当時の米国防長官マデレーン・オルブライトが北朝鮮を訪問した際、手土産としてジョーダン直筆サイン入りのバスケットボールを贈呈し、故キム・ジョンイル総書記はそれを妙香山(ミョウコウサン)の贈呈品保管所に大切に飾っていたそうだ。

ロッドマン、平和の使者になれるか?

ロッドマン一団の訪問は1週間にわたる予定。今年に入ってアメリカの著名人が北朝鮮に足を踏み入れるのは2回目となる。1月には、グーグルのエリック・シュミットが北を訪問した。

それにしても、北朝鮮の人たちがロッドマンの姿を初めてみたときどんな印象を受けるだろうか?身長2mの黒人で全身タトゥー、ピアスだらけの顔にネオンのような頭。恐らく北朝鮮では誰もこんな異様な人間に遭遇したことはないだろう。

友好の使者のはずが、逆に「やっぱアメリカ人こわい」という印象を与えてしまいそうな気も少しする…。でも、彼のキャラクターとバスケットボールの楽しさが、そんなカルチャーギャップを吹き飛ばしてくれるはず!

ソース:「cnn.com」、「yahoo.com/news

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