現在米国では、著作権保護法案「Stop Online Piracy Act (SOPA)」を巡り、さまざまな議論が繰り広げられている。そんな中、90年代前後に一世を風靡した伝説のエンターテイナー、M.C.ハマーが、Twitterを通してSOPAへの反対姿勢を明らかにした。
先日、M.C.ハマーことStanley Kirk Burrellさんは、自身のTwitter(ハンドル名「@MCHammer」)のアバターを、「Stop SOPA」と記された写真に入れ替えた。
(写真にはなぜか2PacとSnoop Doggが・・・)
さらに、Twitterユーザー「@BOYCOTTSOPA」からの、
「テクノロジー業界とコンテンツ業界が、(SOPA法案を破棄して)もう一度ゼロから話し合い、解決策を見つけることができれば素敵じゃないですか?」
“Wouldn’t it be nice if the tech & content industries could work together from scratch to find a solution? ”
という質問に対し、ハマーはただ一言、
「Yes」
とレスポンスしている。
一連の動きをみた、SOPA反対派の共和党Darrell Issa議員は、自身のTwitterでハマーの反対派参加を心から歓迎した。
「M.C.ハマーがTwitterのアバターを変更してSOPA反対派(
#stopSOPA)に参加」
“@MCHammer joins the#stopSOPA crowd w/ a Twitter avatar switch.“
M.C.ハマーは、240万人を超えるフォロアーを抱えており、ソーシャルメディア上で多大な影響力を持つ。SOPA反対派にとって、世界的に名声のあるハマーの参加は、非常に心強い見方となるはずだ。
ちなみに、現在ハマーが「WireDoo」という独自の検索エンジンを開発中で、Googleとの競争も視野に入れている、ということはあまり知られていない。
ソース: 「Twitter – MC HAMMER」
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