盲導犬同士が恋に落ちて…、飼い主のカップルが婚約

盲導犬 恋

イギリス在住の目の不自由なカップル、クレア・ジョンソンさんとマーク・ガフィーさんは、今年の初めにめでたく婚約を果たした。この2人の馴れ初めストーリーがとてもロマンチックだと、海外のネットで話題になっている。

2人のキューピット役をつとめたのは、お互いの盲導犬、ベニスとロッドだった。

盲導犬が恋に落ちて

クレアさんとマークさんが初めて出会ったのは、2人が2週間の盲導犬トレーニングコースに参加したときのこと。彼らが連れてきた盲導犬のベニスとロッドが、お互いに一目惚れしたのがきっかけだ。

「コースの期間中、2匹はいつも一緒にじゃれ合い、離れようとしなかった」、とマークさんは語る。2匹の親密ぶりは、トレーナーたちの目にも明らかなほどだったという。コース最後の日、クレアさんがマークさんとロッドをダブルデートに誘い、交際が始まった。

▼クレアさんとマークさん with dogs: The Telegraph
盲導犬 カップル

「私たちは、すぐに意気投合しました」とクレアさんは回想する。犬連れデートは、回数を重ねるたびに、より長く親密なものになり、やがて2人は恋に落ちた。

そして今年の2月、マークさんはクレアさんにプロポーズすることを決意。英ITVのドキュメンタリー番組「Me and My Guide Dog(私と私の盲導犬)」の協力のもと、バレンタインの日にサプライズで婚約指輪を手渡した。もちろんクレアさんの返事はYesだ。

2人が出会い結ばれたのは、すべてベニスとロッドのおかげだとクレアさんは言う。2匹の犬は今でも、毎晩同じベッドに寝るほど仲睦まじいらしい。「私とマークに負けないくらいのカップル」と彼女は語った。

2人は来年の3月に結婚式を挙げる予定。式でリングボーイ役を務めるのは、もちろんベニスとロッドだ。

Thumbnail by niallkennedy via Flickr

ソース:「telegraph.co.uk

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