このエントリーは、海外のサイトに出回っていたコピペを意訳したものです(原文の作者は不明)。
もしも第1次世界大戦が「酒場の喧嘩」だったら…
ドイツ、オーストリア、イタリアの3人が酒場の真ん中で立ち話をしている。そこにセルビアがやってきて、オーストリアの肩にぶつかり、ビールをこぼしてしまった。
「ズボンの脚にシミができた。スーツ1着弁償しろ」とセルビアに要求するオーストリア。ドイツはオーストリアの主張を味方した。
イギリスは皆に冷静になるよう促す。
セルビアは、「スーツ1着は弁償できないけど、ズボンのクリーニング代なら出す」と提案しながら、ロシアと共にオーストリアを睨みつけている。
「なに睨んでんだ、セルビア?」とオーストリア。するとロシアは「弟にちょっかい出すなよ」とセルビアを擁護する。
その一方で、ドイツはイギリスに「フランスがずっと睨んでくる。お前がやめさせないのはおかしい」と訴える。それに対してイギリスは、「フランスが誰を睨もうが勝手。てか俺もお前を睨んでるし。どうするつもりだよ」と返答した。
ドイツはロシアに、「オーストリアを睨むのをやめなければ、痛い目を見ることになるぞ」と迫る。イギリスとフランスは、ドイツがベルギーを睨んでるのではないかと詰め寄った。
トルコとドイツが部屋の隅でコソコソ話。戻ってきたトルコは誰も睨んでいないふりをする。
ついにドイツは袖をまくってフランスを睨みつけ、ベルギーに殴りかかった。フランスとイギリスはドイツに殴りかかる。オーストリアはロシアに掴みかかる。
ドイツは右手でイギリスとフランスを殴り、左手でロシアを殴った。ロシアもドイツに殴り返すが、パンチが外れて転びそうになる。イタリアがオーストリアに殴りかかり、皆を驚かせた。
日本が別の部屋から電話でイギリスに味方する旨を知らせる。
オーストラリアがトルコを殴り、殴り返される。オーストラリアはイギリスに命令されただけだったので、トルコとの間に遺恨は残らなかった。
フランスは窓ガラスの外に放り投げられるが、すぐに立ち上がり、なお戦い続ける。一方のロシアは同じくガラスに放り投げられ気絶。脳にダメージを負い、意識が戻ったときには性格が全くの別人になっていた。
イタリアがオーストリアにパンチを放つがミス、しかしなぜかオーストリアは倒れ込んだ。イタリアは両手を高々と上げ、歓喜を歌いながら部屋の中を走り回った。
イギリスとフランスから殴られ続け、ドイツは今にも地面に倒れそうな様子。そこで頃合いを見計らったアメリカが、椅子でドイツを殴り倒し、「喧嘩に勝ったのは俺だ」と威張りだした。
酒場の中はすでに壊滅状態。イギリス、フランス、アメリカが話し合った結果、最初に手を出したのはドイツということで合意し、すべての責任をドイツに押し付けた。
ドイツはまだ気を失っている。イギリス、フランス、アメリカはドイツのポケットを探り、財布を抜きだし、その金で仲間たち全員に酒をおごってやったとさ。
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ソース:「economist.com」
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