カバの泳ぐスピードが速すぎてビビらされる危機一髪映像

カバ 泳ぎ

愛嬌のある体型でどこかノロマなイメージのあるカバだが、野生のカバは非常に獰猛で危険な動物。縄張り意識が強く、ワニだろうが人間だろうが同種のカバであろうが、侵入者に対しては巨大な口と鋭い牙で容赦なく襲い掛かる。生息地のアフリカでは人々から最も恐れられている野生動物の1種であり、年間に3000人近くがカバの犠牲になっているという話もある。

以下は、ジンバブエ共和国カフエ国立公園の水上サファリツアーで撮影されたという映像。少し離れたところで1匹のカバが水中にもぐり、ボートの方に近づいてくるのだが…

まさかの至近距離でカバが浮上、しかもデカい!ボートの操縦士がエンジンを全開にして、間一髪で難を逃れることができた。こんな生物に水中で襲われるところを想像すると、背筋が凍ってしまう。

オスのカバは体長3.5~4.6m、体重1200~3000kg程度。これほどの巨体にもかかわらず、陸地では時速30kmで走ることができるそうだ。またサンディエゴ動物園のウェブサイトによると、水の中のカバは泳いでいるのではなく、水底を蹴りながら進んでいるのだという。

▼水中のカバ

▼カバの頭蓋骨カバ 頭蓋骨via Wikimedia Commons

もしどこかで野生のカバに出くわしても、むやみやたらに近づかないようにしよう。

Image by @Doug88888/Flickr

Video:「YouTube

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