「すべてのカメは同じじゃない!」 親切な市民が間違えてリクガメを海で溺れさせてしまう事例が相次ぐ

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ウミガメ リクガメ 間違いby qnr

ありがた迷惑という言葉がある。親切や好意からの行いでも、相手にしてみれば大迷惑なんてことはそれほど珍しくない。例えば泳げない野生のカメを水に沈めてしまったり…。やった本人たちに悪気は一切ないのだ。

米フロリダ州魚類・野生生物保存委員会(FWC)によると、同団体は今年3月だけで、「アナホリゴファーガメが一般人によって海に放された」という報告を3件以上受けたという。

アナホリゴファーガメとは、アメリカ東南部の州などに生息するリクガメの一種。どうやらビーチの砂浜でノソノソ歩いていた小さなカメをウミガメと勘違いした人たちが、親切心から手を差し伸べ、大洋に放してしまったらしいのだ。もちろんリクガメは泳げない。

生息数が減少しているアナホリゴファーガメは保護の対象とされており、FWCは今後同様の事例が起きないよう、「カメはみんな同じじゃない(All turtles are not equal)」とする公示を発表して、地元民や観光客たちにリクガメを海に入れないよう呼びかけた。

「アナホリゴファーガメは陸で生活します。なので海に入る“手伝い”はしないでください」

FWCによると、アナホリゴファーガメはウミガメと同じくビーチに巣穴を作ることがしばしばあるという。ウミガメとリクガメの簡単な見分け方は足だ。

リクガメには爪の生えた足指があり:

アナホリゴファーガメ リクガメby vladeb

ウミガメは泳げるようにヒレ状になっている。

ウミガメ 前足by MyFWC Research

アメリカに旅行に行った時に浜辺でもがくカメを見つけても、なるべくお節介をやかないようにしよう。

ソース:「FWC

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