拳銃を使ってアルマジロを退治しようとした米テキサス州カス郡在住の男性が、自ら撃った銃弾を顔に受け、重傷を負うという事故があった。
現地警察の発表によると、男性は7月30日の午前3時ごろに自宅の敷地内でアルマジロを発見。駆除するため、家の中から38口径のリボルバー拳銃を持ち出し、小動物に向けて3発発砲した。するとその内の1発がアルマジロの硬い甲羅で跳弾し、男性の顎を直撃したという。男性はすぐに近くの病院へと空輸され、顎をワイヤーで固定する治療を受けた。
現場を検証した警察によれば、撃たれたアルマジロはまだ生きていると考えられているが、消息は不明だという。
▼庭を荒らす野生のアルマジロ
アメリカの南部地域などに出没する野生のアルマジロは、穴を掘って農地や住宅の庭を荒らすことがあるため、害獣と認識される場合が多い。銃を使って駆除することも珍しくないのだが、まさか銃弾を跳ね返すほど守備力の高い個体がいたとは…。
Image by Rich Anderson/Flickr
参考記事:「Independent」
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