高度3500mからのスカイダイビング中に突然気絶…。イギリス在住のジェームス・リーさんは、そんな絶体絶命の危機から奇跡の生還を果たした。一緒に飛んだ仲間たちの冷静な行動のおかげだ。
これまでに1000回以上のジャンプをこなしてきたというベテランスカイダイバーのリーさん。その日も大勢の仲間らと一緒に、普段通り飛行機から飛び出した。
しかしダイブしてから間もなく、他のスカイダイバーの足がリーさんの頭を直撃。その衝撃でリーさんは気を失ってしまう。
何かがおかしいと察した仲間2人が駆け寄り、ハンドサインでリーさんの様子をチェック。反応がないことを確認すると、2人はすぐさまリーさんの体を適切なポジションに正し、頃合いを見てからパラシュートを開いた。見事な機転の利かせ方だ。
リーさんが意識を取り戻したのは、幸いにもパラシュートで落下中のときだった。アクシデントのことは何も覚えていないらしい。目を覚ました瞬間はどんな気持ちだったのだろう…。
リーさんは怪我することもなく無事に着地成功した。
参考記事:「abcnews.go.com」
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