2016年現在、地球上には約73億人が暮らしている。アジアに40億人以上いて、アフリカには11億人、ヨーロッパには7億5000万人…。もしこの世界が100人からなる小さなコミュニティーだったら、社会はどんな風に見えるのか?
以下は、YouTubeチャンネルのGOOD Magazineが公開した「If The World Were 100 People」というタイトルのイラストレーションビデオ。何十億人という大きな単位だといまいちピンと来ないが、地球の人口を100人に例えると、世の中の成り立ちがもう少しイメージしやすくなる。そして世界がどれだけ不平等なのか、日本という国がどれだけ恵まれているのかを改めて実感できるはず。
もし世界の人口が100人なら
人口分布
男が50人で、女が50人。
- アジア人が60人
- アフリカ人が15人
- アメリカ大陸人が14人
- ヨーロッパ人が11人
年齢は:
- 子供が26人
- 大人が74人で、その内の8人が65歳以上
文化
宗教は:
- 31人がキリスト教
- 23人がイスラム教
- 15人がヒンドゥー教
- 7人が仏教
- 16人が無宗教
言語は:
- 12人が中国語
- 6人がスペイン語
- 5人が英語
- 4人がヒンディー語
- 3人がアラビア語
そして…
残りの70人が6500種類の言語を持つ。
読み書きができるのは100人中86人。
生活
お給料:
- 15人が1日2ドル(200円)以下
- 56人が1日2~10ドル
- 13人が1日10~20ドル
- 9人が1日20~50ドル
- 6人が1日50~90ドル
- 1人が1日90ドル以上
そして…
1人がすべてのお金の50%を支配している!
健康面は:
- 21人が肥満
- 63人が健康
- 15人が栄養失調
- 1人が飢餓
100人中87人が洗浄水へのアクセスあり。
100人中77人に住居がある。
インターネットが使えるのは半数以下の100人中44人。
100人中75人が携帯電話を持っている。
大学に進学できるのは、100人中わずか7人。
Video:「YouTube」
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