上のGIF画像は、熱しすぎて火が付いてしまった油の鍋に水を注いでいるシーン。一瞬で爆発したように炎が広がり、とんでもないことになる。これは「ボイルオーバー(Boilover)」と呼ばれる現象だ。
高温の油に水を入れてはいけないということは誰でも知っている常識だが、どうしてこんな現象が起こるのだろうか?それは、水が油の下に沈んで一気に爆発するからである。
via Wikimedia
油を熱しすぎると自然に火が付く。そこに水を注いでみると…。
via Wikimedia
すると水は油よりも比重が重いので下に沈む。底に沈んだ水はすぐに沸点まで加熱され、一瞬で気化。すごい勢いで水蒸気が燃える油を押し上げ、空中に飛び散り、さらに燃え広がる。
なので、料理していて油に火がついてパニックになっても、絶対に水だけはいれないこと。
Video:「YouTube」
Speak Your Mind