数字をゼロで割ることはできない。答えが存在しないからだ。パソコンに付属の電卓などで計算しても、エラーもしくは「0で割ることはできません」というメッセージが表示される。
さて、このゼロ除算を旧式の機械式計算機で実行するとどうなるのか?「Facit ESA-01」という機種を使ってこの実験を行った動画がYouTubeに公開されている。
※やや音量注意:
ガタガタと大きな音を立てながら、無限ループに陥った様子だ。こういった機械式計算機は、仮に20を4で割る場合など次のようなシーケンスで計算を行う:
「20-4=16」→「16-4=12」→「12-4=8」→「8-4=4」→「4-4=0」。合計5回のステップを踏んだので、20÷4の答えは5。
ただ20を0で割る場合だと、20から0を引いても20のままなので、いつまでたっても計算が先に進まない。それで機械があのようなループ動作を続けてしまうそうだ。
Video:「YouTube」
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