海は楽しい。浜辺ではしゃいだり、釣りをしたり、サーフィンを楽しんだり…、そして海の雄大さに誰もが心を惹かれる。
同時に海は果てしなく広くて深い。荒波に水圧、光の届かない真っ暗な深海、奇形生物、サメ…、こんな風に想像すると、とてつもなく恐ろしい場所のようにも思える。
今年の夏もまだまだ暑い日が続きそうなので、今回は見るだけでゾッと涼しくなれるような水中世界の画像や映像を集めてみた。
1.闇の世界にフリーダイブ
バハマの「ディーンズ・ブルーホール」。水深は約202mで、世界一深いブルーホールとされている。ホールに飛び込んでいるのは、フランス人フリーダイバーのGuillaume Néryさん。
2.オーストラリアで崖から海に飛び込んだ結果…
頭にGoProカメラを装着した男がシドニー湾でクリフダイブしたところ、巨大なホホジロザメに遭遇する。
この映像はフェイクだ、と指摘する声もたくさんあるが、どちらにしても海に入るのが恐ろしくなるトラウマ映像だ。
3.イカ…?
これは「ビッグフィン・スクイッド(Bigfin squid)」と呼ばれる深海に生息するイカの仲間。2007年にメキシコ湾の水深約2400m地点、Shellの石油プラットフォームから撮影されたものだ。
この生物の生態についてあまり詳しいことはわかっていないが、これまでに発見された中で最も大きいのは全長8メートルほどだという。
4.ヤコブの井戸
ヤコブの井戸(Jacob’s Well)は、米テキサス州中央部のテキサス・ヒル・カントリーにある地下水脈の湧泉。真ん中に直径4mほどの井戸のような穴が開いており、地元では人気の水遊びスポットとなっている。
水もきれいで、表面から見ると美しい天然プールのようだが、実はとても恐ろしい場所なのだ。
井戸の深さは、まず真っ直ぐ下に10メートル。そこから入り組んだ洞窟を潜り抜けて、最終的に水深37 mの地点までたどり着けるのだが、その途中にこんな標識が立てられているそうだ。
※標識の文章
止まれ。命を捨てるな!この先は進むべからず!
インストラクターを含む、合計300人以上のダイバーがここのような水中洞窟で命を落としている!
ダイビングにはトレーニングが必要だったように、洞窟潜水には専用トレーニングと装備が必要だ。
洞窟潜水用トレーニングと装備がなければ死ぬ可能性がある。
それは君にも起こり得ることだ!!!
この洞窟に命を懸けるようなものは何もない!!
ここから先には進まぬよう!!
ヤコブの井戸では、これまでに少なくとも8人のダイバーたちが帰らぬ人となっている。出口までのルートが分からなくなり、真っ暗闇の中でボンベの残量が徐々に減っていく…。人間にとってこれほどの恐怖はない。
洞窟潜水(ケイブダイビング)は最も危険なスポーツの一つとされている。
5.ミツクリザメ
ミツクリザメ(英:Goblin shark)は30~1,300 mの深海に生息するサメの一種。Wikipediaによると、全長6mほどで、東京湾、相模湾など、日本周辺での発見報告が多いという。
口から顎が飛び出す様子は、まさにエイリアンそのもの。
参考:「reddit.com/r/TheDepthsBelow」
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