以下の画像は、米国議会図書館がネット上に公開している1912年当時のアメリカの映画館で使用されていたマナーポスター。まだサイレント映画しか存在しなかった時代のものだ。
上映中のおしゃべり禁止や禁煙はいつの時代も基本。現在では携帯電話の電源を切ることも最低限のマナーの一つだが、当時は視界をブロックする巨大なハット帽が問題になっていたようだ。
1.
「大きな声での会話や口笛・指笛は禁止」
2.
「マダム、あなたがかぶっている帽子の後ろに座ってみてはいかがですか」
3.
「男性の皆さん、帽子を脱いでください。喫煙はご遠慮ください」
4.
「女性の皆さん、帽子を脱ぐようお願いします」
5.
「館内で不愉快な思いをされた際は、支配人までお申し付けください」
6.
「座ったままでいてください」
7.
「フィルムの交換で3分の休憩」
8.
「インターミッション」
9.
「当劇場では女性や子供も手厚く歓迎します。不適切な映画は一切上映していません」
10.
「拍手は手だけを使うようにお願いします」
11.
「明日は歌の変更」
12.
「傘やパラソルをお忘れないように」
13.
Image via Library of Congress
参考記事:「Twisted Sifter」
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