こちらはイラン西部の砂漠地帯に生息するスパイダー・テールド・ツノクサリヘビ(spider-tailed horned viper)。猛毒を持つクサリヘビの固有種で、尻尾の先が蜘蛛のような形をしており、それを餌に小鳥などを誘き寄せて捕食するという驚きの特徴を持っている。その姿かたちはとにかく不気味極まりないが、生存のために奇跡的な進化を遂げた美しき生物だ。
▼生息地はこの辺via WikimediaCommons
ヘビの背中をうねうねと虫のように這っているのがシッポ。リアルすぎて、小鳥たちはついつい騙されてしまう。
ヘビとクモが大嫌いという人にとっては、まさに悪夢を現実化したような存在。その一方で、生物進化の多彩さにはただただ驚かされてしまう。
Video:「YouTube」
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