【動画】YouTubeでみるイスラエル軍とハマスの衝突、ロケット弾を撃ち落とす迎撃ミサイル「アイアン・ドーム」

アイアン・ドーム イスラエル ハマス

イスラエル軍とイスラム原理主義組織ハマスの間の衝突が激しくなり、双方合わせて180人近い死傷者を出す非常事態に陥っている。

大規模な戦闘の発端は14日、イスラエル軍がハマス軍事部門「カッサム旅団」トップのアハメド・ジャバリ司令官を殺害し、ハマスの軍事施設を破壊したことに始まる。この空爆で、ジャバリ司令官の他、少なくとも6人が死亡したと伝えられた。

これに対しハマスは、報復としてイスラエルに数百発のロケット弾を打ちはなった。

そんな中、イスラエル軍の迎撃ミサイルシステム「アイアンドーム(Iron Dome)」がガザ地区からのロケット弾を撃ち落とす様子が市民により撮影され、YouTubeにアップされている。

以下の動画は、14日夜にイスラエルの結婚式場から撮影されたもの。12発のロケット弾が撃ち落とされている:

 バックグラウンドに流れている音楽が、この異様な光景の現実感をより喪失させるように感じる。

次は、ベエルシェバで少し近距離から撮影された映像。空襲サイレンの音が悲しい:

ウィキペディアによると、「アイアンドーム」(Iron Dome)とは:

イスラエルのRafael社が開発中の迎撃ミサイル・システム。

捕捉・追跡レーダーが敵のRAM(ロケット弾、砲弾、迫撃砲弾)を検知して、BMC(Battle Management & Control)と呼ばれる射撃統制装置に知らせる。BMCはそれが自陣営に有害と判断すれば、垂直ミサイル発射機に迎撃ミサイルの発射を指令する。迎撃ミサイルは捕捉・追跡レーダーとBMCによって中間誘導され、最終段階では自らのレーダー・シーカーで目標を捕らえて接近し弾頭を起爆して目標を破壊する

ハマスのロケット弾攻撃で、イスラエル側では3人が死亡、19人が負傷したとされている。

一方でイスラエル軍は、ガザ地区軍事拠点への空爆を激化させた。ハマスの救急関係者によるとパレスチナ側の死者は16人、負傷者は150人規模に上るという。

各メディアの最新報道によると16日、イスラエル軍はガザに地上軍を投入する準備に入った様子。2009年ガザ侵攻の再来の可能性が高い。

ソース:「edition.cnn.com

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