リンキン・パークのインタラクティブな新曲PVがネット上で話題になっています。
「Linkin Park(リンキン・パーク)」が、ニュー・シングル「Lost In The Echo」のPVを公開しました。6月に日本でリリースされたニュー・アルバム『Living Things』(リヴィング・シングス)からのナンバーです。
この新作は、リンキン・パークのファンでない人にもお勧め。曲のクオリティーというよりも、ビデオのコンセプトが革新的で素晴らしいからです。
これからのミュージックビデオは「ユーザー参加型」
「Lost In The Echo」は、普通のPVではありません。ファンのFacebook写真を映像内に自動で取り込んで、ビデオをパーソナライズしてくれる“インタラクティブなミュージックビデオ”です。
ビデオのストーリは、ある男が廃墟と化した街を訪れ、人々に写真を配るシーンから始まります。その写真は、いなくなってしまった大切な人が写った写真。それを眺めながら、登場人物がそれぞれ感情を爆発させるという、とてもエモーショナルな内容です。
「lostintheecho.com」にアクセスしてFacebookアカウントでコネクトすると、ビデオの写真が「あなたのFacebook写真」に切り替わります。あなたの写真を見つめながら、役者たちが泣いてくれるというわけです。
どの写真が使われるのか何度か確認してみたところ、「タグ付け」された写真のみがフューチャーされるようです。
今回、適当にタグ付けしてビデオを再生してみたところ、予想外の写真ばかりがピックされ、せっかくのシリアスさをぶち壊す内容になってしまいました。
リプレイするたびに写真が切り替わるので、何度でも楽しめます。また、ビデオを見終わった後、リンクをニュースフィードに共有できるので、友達をサプライズさせてやりましょう。
PVの監督を務めたのは、ジェイソン・ザダとジェイソン・ニッケル。リンキン・パークのメンバーのマイケル・シノダは、「時代はミュージックビデオの在り方のターニングポイントに差し掛かっている」と言っています。
ちなみに、PVサイトのURL「lostintheecho.com」から「e」を一つ省いて、「lostinthecho.com」にアクセスすると、リックロールの餌食となりますので。
『Lost In The Echo』PVページ: 「lostintheecho.com」
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