人は外の世界と接するとき、何かの役を演じるものです。サラリーマンであろうが、警察官であろうが、教師であろうが、それぞれにふさわしい恰好をして、世間のイメージ通りそれらしく振舞います。
これが常に人目にさらされる有名人であればなおさらのこと。世間のイメージ通りにあり続けることが、いわば飯のタネだからです。しかし、人間誰しもイメージにそぐわない意外な一面や過去を持っているもの…
若き日の大統領1 – バラク・オバマ
見事再選を果たした米オバマ大統領の若いころの写真。カメラに向かって何かを語りかけているように見える。
今とは別人のようなイージーな目つきだ。相当のヘビースモーカーだったのか、それともただのファッションとしてか、両方の写真ともタバコを握っている。どこか移民労働者のような見た目だが、この青年が数十年後には…
やはり人間は、月日と共に変わるものである。
画像:「Wikimedia Commons」
若き日の大統領2 – ビル・クリントン
元米大統領クリントンのイェール大学時代の一枚。当時の流行だからしかたないのかもしれないが、どうしてもヒッピーにしかみえない。
隣にいるのはもちろん、若き日のヒラリー国務長官。2人は大学時代の同級生だった。
画像:「www.nytimes.com」
独裁者アドルフ・ヒトラーのちょっとお茶目な一面
子供用の雪ゾリにまたがる、人類史上最も悪名高いナチス・ドイツの独裁者。
どうしてこの写真を残そうと思ったのかは謎だが、コミカルなシチュエーションながらも決め顔だけは忘れていない。これもプロパガンダ?それにしても、この男は笑ったことがあるのか?
実はこんな楽しそうな写真もあった。
さらに、女性と一緒にちょっと緊張気味な写真も…。
画像:「qty.se」、「www.dailymail.co.uk」
イケメンすぎる恐怖の独裁者 – ヨシフ・スターリン
ヒトラーに負けじと劣らぬロシアのファシスト、スターリンの青年時代。
ハリウッド俳優顔負けのルックスだ。度重なる修羅場を潜り抜けた後も、その目つきは若いころから変わっていないように思える。
一見優しそうなおじさんのようにみえるがとんでもない…。
画像:「Wikimedia Commons」
高校時代のちょっとかわいいエミネム
過激な歌詞や言動でデビュー当初から“アウトロー”なイメージのあるラップスターのエミネム。そんな彼にも純粋な時代はあった:
極貧の環境に育ち、つらい少年時代を送ってきたといわれるエミネムだが、たまにはピンクのキャラクターTシャツを着て、誕生日ケーキを楽しめるような時もあったらしい。
画像:「 Scott Kinmartin」
好青年っぽい高校時代のスヌープ・ドッグ
ラップ界の大御所スヌープ・ドッグ。これは恐らく高校の卒業アルバムの写真だと思う。
スーツと坊主頭がよく似合う、笑顔が素敵な好青年だ。アンダーグラウンドな世界とは程遠いようにみえるが、今では立派なギャングスタ・ラップの代名詞的存在となった。
幸せそうなカート・コバーン
うつ病と薬物中毒に苦しんだ末に、ショットガンで自殺。何とも暗い最後を遂げた「ニルバーナ」のボーカル、カート・コバーンのちょっと幸せそうな写真です。
漫画でしか見ることのないような食べ方で、ピザにかぶりついている。他に、こんな優しそうな一枚も…。
画像:「www.flavorwire.com」
ハスラーなキング牧師
牧師と呼ばれるぐらいだから、ものすごく固い人だと思われがちだが、こんなクールな一面もある:
画像:「www.biography.com」
バスケの神様の意外な一面
マイケル・ジョーダンが大学生の頃に撮影された写真。バスケに関しては、自分に対しても他人に対しても絶対に妥協を許さない厳しい性格の持ち主だが、ひとたびコートを離れればこんなコミカルな一面もあったようだ。
画像:「sportsillustrated.cnn.com」
不釣り合いな2人 – カーネル・サンダースとアリス・クーパー
ハードロックの重鎮とケンタッキーのおじさん。もちろん置物ではなく、カーネル・サンダース本人だ。
何の共通点もなさそうな2人がなぜ一緒にいたのかは謎。
参考記事:「www.cracked.com」
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