SOPAを考える: Googleがブラックアウトを決行した場合の損失は?

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1月18日、インターネットでは、著作権保護法案「Stop Online Piracy Act (SOPA)」に対する、大規模なデモ活動が繰り広げられました。ウィキペディア(Wikipedia)やRedditをはじめとするSOPA反対派のWebサービスは、ブラックアウト(サービス一時停止)を決行。また、GoogleもトップページにSOPA反対を呼びかける請願書へのリンクを掲載するなど独自の抗議活動を展開し、450万件の署名を集めることに成功しました。

If SOPA」というキーワードが、今日のTwitterトレンドとなり、SOPA反対派は一連の抗議活動を通して、今まで日の当たらなかったSOPA法案という大きな問題に、世間の関心をひきつけることができたと言えます。

そんな中、米ニュースサイト「The NextWeb」が、「もしGoogleやFacebookなどがブラックアウトを行っていたら、どれくらいの経済的損失が生まれたか?」というトピックを取り上げていたので簡単に紹介します。


Googleがブラックアウトを決行した場合の損失は?


さて、今回ウィキペディアが24時間のサービス停止を決行したわけだが、同サイトは非営利団体によって運営されているため、実質的な損失はなにも被っていない(レポート提出を目前にした一部の学生からの反感を除く)。もし仮に、GoogleやFacebook、Twitterなどの巨大Webビジネスがブラックアウトを行っていたら、一体どれほどの損失が生まれていたのか?

そこで、それぞれの収益をもとに、メジャーなWeb企業が24時間のブラックアウトを決行した場合の損益をリストアップしてみた。「30日/1ヶ月の収益」という単純計算なので、軽い気持ちでご覧ください。

Google:  2011年7月時点でのGoogleの月間広告収入は、約$30億ドル 。もし、24時間のブラックアウトを行うと、約$1億ドルの損失を被ることになる。さらに、検索マーケットシェア約65%を誇るGoogle検索が停止したとなると、大規模なネット難民が生まれることになり、そこから発生する経済的損害は、想像することさえできない。今回の反SOPAデモに関しては、トップページのロゴを隠すくらいにとどめておいて大正解だった。

Facebook: Facebookの2011年度の収益は、約$42億7000万ドルだと予想されている。1日に換算すると、約$1170万ドル。1日のサービス停止を決行したとすると、金銭的な問題よりも、ユーザーの精神面に大きな影響を与えそうだ。皆さんは、ここ1年でFacebookにログインしなかった日があるだろうか?

Twitter: Twitterの収益は年間約$1億4000万ドルで、1日に約$38万ドルの儲けという計算になる。1日Twitterが使えないとなると、「Twitterが使えないけど、どうなってるんだ!」と不満をぶちまける場所がなくなってしまう。

ちなみに、Amazon、Yahoo、Grouponがそれぞれ1日サービスを停止した場合、Amazonが$8200万ドル、Yahooが$1180万ドル、Grouponが$700万ドルの損失を被ることになる。

ソース: How much would Facebook, Google or Twitter lose if they shut down for one day?

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