毎年10月は『乳がん月間』。先月は、いろいろなところでピンクリボンを目にしたことと思う。
多くの企業や団体が乳がん月間を支援する中、海外の大手アダルト動画サイト『Pornhub』が実施した「乳がん募金キャンペーン」が話題となり、ピンクリボン活動に大きく貢献した。
乳がんキャンペーン「Save the Boobs」
今回Pornhubが実施したキャンペーンは、サイトのアクセス数に応じて乳がん研究団体に募金を寄せようというもの。10月中、同サイトの「Big Tit(巨乳)」もしくは「Small Tit(貧乳)」カテゴリにある動画が30ビューを獲得するたびに、1セントが寄付された。既婚者や恋人がいる人でも、後ろめたさなしにアダルト動画を鑑賞して社会貢献できるという、なかなか斬新な試みだ。
このピンクリボン活動に貢献しようと、世界中の男性がこぞってサイトを訪問。「巨乳・貧乳カテゴリ」はトータルで7400万以上の閲覧数を獲得し、キャンペーンは大成功に終わった。
▼10月に「巨乳・貧乳カテゴリ」が獲得した閲覧回数
このキャンペーンに対して、ネット上では「不謹慎」「乳がん患者に対する冒とくだ」などといった否定的な意見もみられた。「乳がんという女性が抱える深刻な問題を、男性の性的娯楽と絡め合わすのは間違っている」とする意見だ。
最終的にPornhubは、当初の設定金額の3倍となる総額7万5000ドル(約615万円)を複数の研究団体に寄付した。形はどうであれ、実際に資金が必要なところに大きく貢献したことは評価されるべきだと思う。
ちなみに、Pornhubは世界で69番目にアクセス数の多いウェブサイト。1日の閲覧数1500万、ビジター数300万人を誇る超巨大ポルノサイトだ。広告収入は、1日で4万5000ドル(約370万円)にも上ると言われている(データ:Alexa)。
今回のキャンペーンは不謹慎?それとも立派な社会貢献?どう思いますか?
参照:「Reddit – self.news」
不謹慎も何もそれなりの金額を寄付してんだから…
文句言ってるのは一部のフェミニストでしょう