ミット・ロムニーがソニーに提案、「映画『The Interview』を無料でネットに公開するべき」

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北朝鮮 映画 インタビュー

今年のクリスマスに全米の映画館で公開予定だったソニー・ピクチャーズの新作映画『The Interview』が、ハッカーグループからの脅迫を受け上映中止となった。

『The Interview』は北朝鮮のリーダー、金正恩の暗殺をネタにしたコメディー映画だ。現地16日、「Guardians of Peace」(平和のガーディアンズ)を名乗るハッカー集団が同映画に対するテロ予告を発信。「観に行く人間を悲惨な目に合わせる」といった内容のメッセージが、テキスト貼り付けサイトなどに投稿された。

「恐怖に楽しみを求める人間がどのような悲惨な結末を迎えるのか、『The Interview』が上映されるその場所、その瞬間に明確に思い知らせてやる。ソニー・ピクチャーズがどれほど恐ろしい映画を制作したのか、じきに世界中が知ることだろう。世界は恐怖に包まれる。2001年9月11日を忘れぬよう」
– 脅迫文の一部

▼『The Interview』の予告編

この脅迫により、大手の映画館チェーンは次々と上映取りやめを発表。17日になり、ソニー・ピクチャーズは映画の公開中止を正式に発表した。同社は11月にもGuardians of Peaceからサイバー攻撃を受け、データなどを盗まれている。

この一連の騒動を受け、米共和党所属で2012年大統領選挙候補者のミット・ロムニーが、ソニー・ピクチャーズに向けTwitterで解決策を提案。「テロに屈服するべきではない」と主張した。

「@SonyPictures 屈するな、戦え。『The Interview』をオンラインで全世界に無料公開せよ。そして視聴者たちにエボラ対策として5ドルの寄付を求めろ」
– ミット・ロムニー

ソニー・ピクチャーズにとって無料公開は少し難しい決断かもしれないが、ロムニーの言うことも一理ある。これだけいろんな意味で話題になった映画を無料で配信すれば、映画館での上映やDVD/BD販売よりもずっと多くの人が作品を見るはずだ。そうすれば北朝鮮やテロリストに対して最高の「ファック・ユー」的なメッセージになる。

今回の脅迫について北朝鮮は関与を否定しているが、『The Interview』に対しては以前から「露骨なテロ行為であり、戦争行為として絶対に許せない」、「米政府が映画上映を黙認、擁護するなら、それ相応の断固たる無慈悲な対応措置を取る」(時事ドットコムより)といった物騒な警告を繰り返している。

参考記事:「The Hill

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