全仏オープン決勝に裸の男が乱入、フランス同性婚合法化に対する抗議

全仏オープン決勝 乱入男

9日に行われたテニス全仏オープン男子シングルスの決勝戦で、上半身裸でマスク姿の男が発煙筒を持ってコートに乱入するという騒ぎがあった。第2セットの第6ゲーム目の真っただ中、ラファエル・ナダル選手がサーブを打つ直前でのことだ。

警備員がすぐに男を取り押さえたため大事にはならなかったが、試合は一時中断されることになった。

ロイター通信によると、乱入した男は反同性結婚を訴える過激団体「Hommen」に所属するフランス人の活動家。5月に同性婚を合法化したフランス政府に対する抗議活動として、今回の騒ぎを起こしたとされている。男の腹部には「Kids right(子供の権利)」という文字がマジックで書かれていた。

全仏オープン決勝 乱入男 団体

この日の会場では他にも同団体による抗議活動があり、別のコートではオランド大統領の辞任を求める横断幕を掲げる様子もみられた。合計で12人が警察に逮捕された模様。まったく迷惑極まりない連中だ。

試合は、ナダルが6-3、6-2、6-3でダビド・フェレールを破り、4年連続8度目の優勝を果たした。

Video:「youtube.com

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