ソーシャルネットワークの暗黒面: 世界最大のSNSが児童ポルノの交換場所に

米メディアの調査により、世界最大のSNS「Facebook」から大量の児童ポルノコンテンツと、それに関連する複数のファンページが発見された。

WND.comによると、どうやらFacebookは、違法画像の摘出に力を入れているにもかかわらず、ペドフィリア(児童性愛者)たちの画像交換の場となっていたようだ。WND.comが発見した画像の中には、6歳にも満たないような幼児の写真まであったらしい。

ソーシャルネットワークの暗黒面

以下のスクリーンショットは、児童ポルノ画像をFacebookで共有していたユーザーのプロフィールの1つ。児童性愛者用のファンページを介して知り合った同様の性癖を持つユーザーを、友達リストに加えている。潜入調査を行ったWND.comのライターによると、このプロフィールのウォールには、「動画を交換しない?」といった呼びかけや、「裸の男性が赤ん坊を撫で回している写真」などが投稿されていたようだ。

Credit: WND.com

KIDS RAPED, SODOMIZED ON FACEBOOK PAGES」と題されたWNDの記事には、ライターがFacebookで見つけたいくつかの児童ポルノ画像が、ぼかしをかけた状態で掲載されている。他にも、子供同士に性行為を強要する写真や、幼児に性的暴行を加えている写真など、モザイクをかけたとしても掲載するには生々しすぎる画像が、多数見つかったという。

Facebookは昨年5月から、全米行方不明・被搾取児童センター(NCMEC)の「PhotoDNA」プログラムに参加し、オンラインの児童ポルノ拡散防止に力を入れてきた。PhotoDNAとは、マイクロソフトとダートマス大学が共同で開発した画像照合技術で、サイト内から児童ポルノ画像を特定して、削除する。

万全を期してきたといえど、Facebookのユーザー数は9億人以上。やはりこれだけの大人数が集まると、醜悪な人間やゴミ溜めのようなコミュニティーが次から次へと現れるのは避けられず、すべての違法コンテンツを摘出するというのは難しいのかもしれない。

WNDによると、これら違法画像やファンページは、すでにFBIに通報済みとのこと。

普段私たちが何気なくFacebookを利用する影で、人道に反したおぞましい行為が行われているのも事実だ。

ソース: 「KIDS RAPED, SODOMIZED ON FACEBOOK PAGES

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