日本の「御柱祭」やスペインの「牛追い祭り(サン・フェルミン祭)」などをはじめ、世界には危険なお祭りがいろいろ存在するが、集団で爆発物を振り回すというのはあまり聞いたことがない。
以下は、メキシコ中央部グアナフアト州のサン・フアン・デ・ラ・ベガ村(San Juan De La Vega)で毎年2月に開催されるフェスティバルの映像。過激派デモ隊のような恰好をした男たちが広場に集まって、爆薬を先端に括り付けたハンマーを次々と地面に叩きつけているが…。
(※音量注意!!)
一体ハンマーはどこに飛んで行ってしまったのか…?
まるで暴動のような光景だが、実はこれは村の守り神とされるサン・フアン・デ・ラ・ベガを敬うためのイベントで、2~300年前から続く伝統的なお祭り。見ての通り非常に危険なお祭りで、2008年には参加者から50人の怪我人が出たそうだ。
どうして爆弾ハンマーをつかわなければならないのかはわからない。
Video:「YouTube」
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