飛行機や高い崖から飛び降り、空中を高速滑走する「ウィングスーツ・フライング」。ムササビのような格好で空を飛ぶ姿は優雅だが、一つ間違えれば命を落としかねない最高にエクストリームなスポーツだ。
ただでさえ危険極まりないウィングスーツ・フライングだが、アメリカのプロスカイダイバー、ジェブ・コーリスさんは、そのリスクをさらに何倍にも高める命知らずなスタントを決行した。幅がわずかしかない岩山の間を、高速滑空しながらギリギリでくぐり抜けようというのだ。
コーリスさんが決死のチャレンジを行ったのは、中国浙江省にある江郎山。
▼切り立った岩山の狭間をくぐり抜けるのが挑戦
Photo via JEB CORLISS
▼幅は狭い
Photo via JEB CORLISS
この狭いスペースを、時速約160kmで通り抜けようというのだ。ほんのわずかな操作ミスでも、命を落とすこととなる。
コーリスさんは上空でヘリコプターから飛び降り、山の隙間めがけて滑空していった。
Photo via JEB CORLISS
チャレンジは大成功!コーリスさんは上空約90mの地点でパラシュートを開き、無事に着地。麓で待ち構えていたテレビカメラに向かって、「今回のチャレンジは、僕がこれまでやってきた中で最も素晴らしいことだ。達成できて、すごく、すごく幸せだ」と興奮混じりに喜びを表した。
Video:「YouTube」
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