世の中には本当にいろいろな仕事があるものだ。
以下は、2013年に米テネシー州マンチェスターで開催された野外フェス「ボナルー・フェスティバル」で撮影された映像。アメリカの伝説的ヒップホップグループ「Wu-Tang Clan」(ウータン・クラン)のライブステージで、手話通訳士の女性がラップに合わせながらノリノリで歌詞を同時通訳している。
曲はウータン1stアルバムの人気ナンバー『Bring da Ruckus』。ハードコアな歌詞を手話するその姿が、ステージ上のアーティスト並みに迫力たっぷりでとても輝いているのだ。
この方はアメリカ手話通訳士として13年の経歴を持つHolly Maniattyさん。当然ながらヒップホップが大好きらしく、ウータン・クランのメンバーでお気に入りはMethod Man(メソッド・マン)だという。またヒップホップだけでなく、他のジャンルのアーティストのコンサートでも手話通訳を務めているそうだ。
Maniattyさんのラップ手話はネット上で大きな話題になり、昨年の春には人気ラッパーのウィズ・カリファ(Wiz Khalifa)とテレビで共演を果たした。
Video:「YouTube」
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