アメリカ東海岸に大きな被害をもたらした巨大ハリケーン「サンディ」。ハリケーン上陸を前に住民たちが不安を抱える中、人気洋服ブランド『アメリカンアパレル』が「ハリケーン・サンディ・セール」というメール広告を配信して、多くのユーザーから反感を買ってしまった。Twitterでは軽い炎上状態になっている。
不謹慎なアメリカンアパレルの広告
▼問題の広告
広告には、「台風で退屈しているあなた。これから36時間、全商品を20%オフにします」と書いてある。セールの対象となるのは、米東海岸のハリケーン被害が最も深刻だろうと思われる地域(地図で赤く記された場所)。避難のため室内から出られないオンラインショッパーをターゲットにしたマーケティングだと思われる。
Twitterで炎上
広告内の「退屈」という表現が問題なのか、それとも災害をセールスに繋げようとした商売根性がダメだったのか。とにかく、この少しばかり考慮不足の広告に対して、Twitterでは多くの非難の声が上がった。
▼人気ニュースサイト「Huffingtonpost」も、この広告にもの申している
「ハリケーンはセールのタイミングじゃないって、誰かアメリカンアパレルに教えてやれ」
■ツイッター民の怒りの声:
- ハリケーンセール?どの新入社員が考え付いたんだ?
- アメリカンアパレルを永遠にボイコットするわ
- こんな無神経な広告は見たことがない!
- 誰かがクビになるのは確実だな
- どうして企業は学ばないんだ
- 人が死んで大変な時にこんなメールを…
これらの批判に関して、今のところアメリカンアパレルからのコメントはない様子。さすがにハリケーンの真っただ中に「ハリケーンセール」は不味かったか?
(image by Edson Martins via Flickr)
[…] 出典estorypost.com […]