50年ほど前は世界有数の産業都市として繁栄を極めていた米ミシガン州の都市デトロイト。しかしアメリカ自動車産業が衰退し始めた1970~80年代頃から企業倒産や失業が相次ぎ、治安悪化、貧困化、人口流出が進んだ。1950年代には180万人以上だった人口は、2010年までに70万人ほどに減少している。
そして2013年の7月、巨額な負債を抱えていた市は財政破綻を発表。デトロイトは誰も住みたがらない全米最悪クラスの犯罪都市となり、市内のいたるところに廃墟が広がっていった。
以下は、2008年~2013年にかけてデトロイトの住宅街が荒れ果てていく様子を鮮明に写したGoogle/Bingのストリートビュー画像。主人を失った家屋が草木に浸食されていく様子はなんとも物悲しい。
1.ブライデン・ストリート(上から2009年、2011年、2013年)
2.ボウルダーSt(2008, 2009, 2011, 2013)
3.アーント・ストリート(2009, 2011, 2013)
4.Pfent Street(2008, 2009, 2011, 2013)
5.ヘーゼルリッジ(2008, 2009, 2011, 2013)
6.タデウス&リー・ストリート(2007, 2009, 2011, 2013)
7.イーストウッド(2008, 2009, 2011, 2013)
8.ヒッコリー・ストリート(2008, 2009, 2011, 2013)
9.ヒッコリー・ストリート2(2008, 2009, 2011, 2013)
10.ホイト(2008, 2009, 2011, 2013)
参考:「Reddit」
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