こちらは、海外のネット上で話題になっているフランス・リヨン在住のタトゥー・アーティストJC Sheitan Tenetさん。22年前に右腕の肘から下を失い、それからは利き手とは反対の左手を訓練して彫り師になったのだが、最近になってタトゥー専用の義手を手に入れたそうだ。
ビジュアル・アーティストのJL Gonzalさんがデザインしたというこの義手は、古い蓄音機やタイプライターのメカニカル部品などが使用されており、とても“スチームパンク”っぽい雰囲気を醸し出している。
以下は、実際にタトゥー・マシンを使用している様子。
通常のタトゥー・マシンと同様に、ニードルやグリップチューブ、ラバーといった部品は付け替えが可能。
現在のバージョンはまだプロトタイプで、主に色を入れる際のみに義手を使用し、細かいところは左手で作業しているとのこと。今後も機能を増やすために改良を進めていくつもりだとしている。
参考記事:「Twisted Sifter」
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