何というか、とても“アメリカらしい”ニュース…。
米独立記念日を数日後に控えた6月末日、ミネソタ州のラッシュ・シティーに暮らす元陸軍のジェイソン・ガルビンさんは、アメリカの国鳥であるハクトウワシが近所の高木に逆さまで引っかかっているのを偶然発見した。どうやら、足がロープに巻き付いてしまったらしい。
木の高さは約23メートルで、普通に登って助けるのは不可能だ。警察署や消防署、市役所などに通報したそうだが、おそらくワシはすでに死んでいるため何もできない、と告げられたという。
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そこでガルビンさんは、自らの手で救出することにした。その方法は、銃でロープを切断するという難易度の高いものだ。
まずガルビンさんは、ご近所さんから22口径のライフル銃を借り、続いて鳥に向けて発砲する許可を役所から取得。そして約1時間30分、150発の弾丸を費やし、見事わしを救出することに成功する。
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▼ガルビンさん
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▼150発の射撃後、ついにロープをヒット!
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ようやく木から降りられたワシは、現地の保健所が保護したとのこと。2日以上吊るされていたそうだが、今のところ命に別状はなく、食事もとっているという。
「独立記念日で、あの鳥はアメリカの国鳥。野ざらしにしておくなんてできないよ」、ガルビンさんは現地メディアの取材でそう語った。
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ガルビンさんは、救出したワシを「フリーダム」という名前を付けたそうだ。実にアメリカらしい…。
参考記事:「Facebook」
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