こちらは、タンザニアのサファリパーク「Greystoke Mahale」に暮らすビッグ・バードという名前のペリカン。ある嵐の日に群れからはぐれてしまったらしく、タンガニーカ湖の岸に打ち上げられていたところをパークのスタッフがレスキューした。
保護された当時のビッグ・バードは生後3ヵ月ほどで、飛ぶことすらできない状態だったという。そこでスタッフたちは、手をバタバタさせながら鳥と一緒に浜辺を走るなど、日々懸命なサポートを続けた結果、数週間後に初フライトに成功したそうだ。
飛ぶことを学んだビッグ・バードだが、将来的に野生で生きていくためにはそれだけでは十分じゃない。次に生存の最低条件である餌の取り方を教えるべく、パークマネジャーのジェフリーさんは毎朝ペリカンを魚釣りに連れていくようにしたそうだ。
浜辺から投げ釣りをしたり、カヤックで一緒に沖まで出かけたり…。長い時間を共に過ごすにつれ、2人の絆はどんどんと深まっていった。
ペリカンが賢く言うことをきいたり、人間に甘えたりする姿は最高にかわいらしい…。
Video:「YouTube」
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