スリルを味わうためなら命を懸けられるという人間はいるものだ。先日、ポーランド出身のプロマウンテンバイカーMichal Kollbekさんが米アリゾナ州セドナの「ホワイト・ライン」と呼ばれる超危険なトラバースに挑戦した。その様子をドローンから空撮した映像がYouTubeに公開され、大きな話題となっている。
ホワイト・ラインは、赤い砂岩でできた岩山にある有名なバイクトレイル。ほぼ直角の急斜面になっており、ここでの操作ミスは高い確率で死を意味する。
決死のバイクライドを無事成功させたKollbekさんは、米HuffingtonPostの取材で「すべてメンタル面の戦いだった」とコメント。「自分のスキルには自信があったし、やり遂げられるだろうと確信していた。成功のカギは、潜在的な危険性についての恐怖心をブロックすること。だから周囲の恐ろしい景色ではなく、トレイルだけに集中した」とホワイト・ラインの攻略法を語った。
「僕はこういったスリルのために生きている。撮影しようがしまいが、どちらにせよこのトレイルに挑戦するつもりだったよ。空撮はボーナスさ。カメラマンは最高の仕事をしてくれた。でもホワイト・ラインは誰にでもやれるトレイルじゃない。経験の浅いライダーは絶対に挑戦しないように」
– Michal Kollbek
以下は別のライダーによって別の視点から撮影されたホワイト・ラインの映像。やっぱり怖すぎる…。
参考記事:「HuffingtonPost」
Speak Your Mind