Facebook投稿が原因で敗訴決定、ネットでの発言が実世界に及ぼす影響は大 – 米国

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今回の教訓は、「ネットでの発言には日頃から気をつけよう」ということ。

Photo by birgerking

米サンフランシスコで26日、同市在住の女性が「男から暴行を受け売春を強要された」たとして訴えを起こしていた裁判で、女性のFacebookでの疑わしい発言が取り沙汰され、裁判所は被告人に無罪を言い渡した。

サンフランシスコ公選弁護人事務所のプレスリリースによると、訴えを起こした女性はFacebookプロフィールで、「女ピンプ(pimptress – 売春を斡旋する人)」を自称しており、職業欄には「女ピンプ主任」と記載していたという。

■ネットでの発言が裁判に大きく影響

昨年9月、35歳の女性が、市内の駐車場で知人の男性アンソニー・ドートンさん(23)から殴るなどの暴行を受け、売春を強要されたと警察に通報。それ以来約10ヶ月に渡り、ドートンさんは容疑者として刑事施設に身柄を拘束されていた。

今回の裁判でドートンさんの弁護側は、女性のFacebookやその他のオンライン活動を証拠に、彼女の証言に信憑性が無いことを指摘した。

弁護人事務所の報告によると、女性はFacebookアカウントから、「売春婦の管理やしつけをしている」といった内容のコメントを頻繁に行っていたらしい。女性は裁判官からの質問に対し、「売春を斡旋したことは一度も無い」と証言している。

また、女性が「売春斡旋サイト」に掲載したとされる広告も証拠として提示された。広告の1つには、17歳少女の写真が使われており、その横に女性の電話番号が記載されていたという。女性は、少女の写真を撮影したことは認めたが、売春斡旋はなかったとしている。

さらに弁護側は追加の証拠として、あるニュース番組が行った街頭インタビューの一部を公開した。そのインタビューの中で女性は、「元看護師で現在は無職」だと身元を偽っている。

これらの証拠が積み重なり、陪審員は「被害者女性の証言に信憑性が無い」と判断して、最終的に暴行行為はなかったという決定を下した。

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今回の一件では、冤罪が判明するといういい結果につながったが、オンライン、特にFacebookなど実名アカウントでの発言にはそれなりの考慮が必要だ。ネットでの軽はずみな発言によって、どこで足元をすくわれるかわからない。

ソース: 「sfpublicdefender.org

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