海外の有名作家125人が選ぶ、「史上最高の小説」トップ10

史上最高の小説

音楽と同じで、文学作品は読む人によって良し悪しの判断基準や感想が異なり、好みが大きくわかれる。なので、「どの本が最も優れているか?」なんてことを決めるのは難しいし、あまり意味がない。とはいえ、死ぬまでに読んでおいた方が良いという傑作中の傑作はある。たくさん存在する。

以下は、ノーマン・メイラーやジョイス・キャロル・オーツなど英米の有名作家125人が選んだ「史上最高のフィクション本」ランキング。古今東西の作品からそれぞれの作家にトップ10をチョイスしてもらい、その順位に基づいてポイントを振り当て(1位=10pt、10位=1pt)、ランク付けしたものだ。

とりあえず名作を読み漁りたいという人はぜひ参考に…:


20世紀の作品ベスト10

20世紀の小説トップ10by porschelinn/Flickr

  1. 『ロリータ』 – ウラジーミル・ナボコフ
  2. 『グレート・ギャツビー』 – F・スコット・フィッツジェラルド
  3. 『失われた時を求めて』 – マルセル・プルースト
  4. 『ユリシーズ』 – ジェイムズ・ジョイス
  5. 『ダブリン市民』 – ジェイムズ・ジョイス
  6. 『百年の孤独』 – ガブリエル・ガルシア=マルケス
  7. 『響きと怒り』 – ウィリアム・フォークナー
  8. 『灯台へ』 – ヴァージニア・ウルフ
  9. 『フラナリー・オコナー全短篇』 – フラナリー・オコナー
  10. 『青白い炎』 – ウラジーミル・ナボコフ

19世紀の作品ベスト10

19世紀の小説トップ10

  1. 『アンナ・カレーニナ』 – レフ・トルストイ
  2. 『ボヴァリー夫人』 – ギュスターヴ・フローベール
  3. 『戦争と平和』 – レフ・トルストイ
  4. 『ハックルベリー・フィンの冒険』 – マーク・トウェイン
  5. 『チェーホフ全集』 – アントン・チェーホフ
  6. 『ミドル・マーチ』 – ジョージ・エリオット
  7. 『白鯨』 – ハーマン・メルヴィル
  8. 『大いなる遺産』 – チャールズ・ディケンズ
  9. 『罪と罰』 – フョードル・ドストエフスキー
  10. 『エマ』 – ジェーン・オースティン

作家トップ10(選ばれた作品数が多い順)

シェイクスピア

  1. ウィリアム・シェイクスピア(11)
  2. ウィリアム・フォークナー(6)
  3. ヘンリー・ジェイムズ(6)
  4. ジェーン・オースティン(5)
  5. チャールズ・ディケンズ(5)
  6. フョードル・ドストエフスキー(5)
  7. アーネスト・ヘミングウェイ(5)
  8. フランツ・カフカ(5)
  9. (タイ)(tie) ジェイムズ・ジョイス、ウラジーミル・ナボコフ、マーク・トウェイン、ヴァージニア・ウルフ、トーマス・マン(4)

作家トップ10(ポイント順)

レフ・トルストイ

  1. レフ・トルストイ(327)
  2. ウィリアム・シェイクスピア(293)
  3. ジェイムズ・ジョイス(194)
  4. ウラジーミル・ナボコフ(190)
  5. フョードル・ドストエフスキー(177)
  6. ウィリアム・フォークナー(173)
  7. チャールズ・ディケンズ(168)
  8. アントン・チェーホフ(165)
  9. ギュスターヴ・フローベール(163)
  10. ジェーン・オースティン(161)

ソース:「brainpickings.org

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