上の画像は、アフリカの実際のサイズを分かりやすくイラストレートした地図。ドイツのグラフィックデザイナーKai Krauseさんが数年前に作成したもので、マダガスカル島を含むアフリカ大陸に、日本、アメリカ、中国、ドイツ、UK、東欧など、14の国や地域を重ねて、その大きさを表している。(他の国はフランス、スペイン、イタリア、インド、ポルトガル、ベルギー、オランダ、スイス)。
大陸は国より大きい…、そんなのは当たり前。こんな風にわざわざ改めて比較してみる必要はない、と思うかもしれない。だが、一般的なメルカトル図法の世界地図では、緯度によって縮尺が変化し(高緯度ほど拡大されている)、距離や面積比が正しくないので、低緯度地域のアフリカは実際のサイズよりも小さく考えられがちだ。
▼メルカトル図法の世界地図
▼実際のサイズのアフリカとアメリカ/ヨーローッパを比較Image via Kai Krause
▼アフリカとインド/中国を比較Image via Kai Krause
▼アフリカと日本を比較Image via Kai Krause
地球の陸地全体の20.4%を占めるアフリカの面積は30,221,532 km²で、日本の約80倍。その中に50ヵ国以上があり、約10億人が暮らし、2000を超える言語と無数の文化が存在する。アフリカは大きい…。
ちなみに世界地図では馬鹿でかく描かれているグリーンランドだが、実際はそんなに大きくない(以下、グリーンランドとオーストラリア)。
参考記事:「sciencealert.com」
[…] 中田さんが動画の中で言っていた地図 […]