映画『バック・トゥー・ザ・フューチャー』にでてくるような昔のアメ車は、ゴツゴツしていて重量感があり、今の車よりもはるかに頑丈そうにみえるが、実際はどうなんだろう。
米国道路安全保険協会が以前、今の車と50年前の車の衝突安全性を比較するクラッシュテストを実施した。1959年のシボレー・ベルエアと2009年のシボレー・マリブを正面衝突させる実験だが、果たしてその結果は…。
マリブ(2009年)の圧勝だ。両方ともフロント部分は大破してしまったが、車内へのダメージがまるで違う。
▼1959年ベルエア
▼2009年マリブ
ベルエアが運転席まで押しつぶされているのに対して、マリブの車内はそれほどインパクトを受けていない。衝撃を吸収するデザインによるものだろうか。これは命にかかわる決定的な差だ。
このように直にぶつけて比較してみると、今の車は燃費やエコ、性能面だけでなく、安全性の面でもはるかに進歩しているのがよくわかる。
Video:「YouTube」
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