北朝鮮の核実験予告に、国際社会の懸念が高まっている。そんな中、北朝鮮のYouTubeチャンネルが2日、完全に米国を挑発した動画をYouTubeに公開した。動画には、ニューヨークらしき都市をミサイルで攻撃するアニメーションが描写されている。いったい何がしたいのか…?
動画をアップロードしたのは、北朝鮮の公式YouTubeチャンネルとされている「Uriminzokkiri」。同チャンネルはこれまでにも、宣伝用動画や北国内の状況を伝える動画を多数掲載している。
なんの得があってこんなことを?
動画は、ある男性が夢を見ているという構成。北朝鮮のスペースシャトルが宇宙空間に飛び出し、軌道に乗るところから始まる。しばらくシャトルが旋回した後、地球のあるポイントにズーム。そこには、統一された朝鮮半島の歓喜に満ちた様子が描写されている。
そこから動画は急展開。星条旗が登場し、ニューヨークらしき街がミサイル攻撃を受ける映像が映し出される。皮肉にも、BGMは平和の象徴歌「We are the World」。
そしてキャプションにはこんな言葉が:
合衆国のどこかで、煙の黒雲が冪々とあがっている。邪悪の巣は、自らがはじめた炎によって燃え上がっているようだ
動画は、「この夢は必ず実現する」という具合で締めくくられる。「我々を孤立させ圧服しようとする帝国主義のいかなる企てがあろうとも…、最後の勝利に向かって行進する人民を、決して誰も止めることはできない」という意味の字幕が流れる。
一体どんな意図があって、このような動画をアップロードしたのか。メディア報道によると5日、北朝鮮の朝鮮中央通信が、米国を非難する論評を配信し「われわれの選択は想像を超えたものになる。核実験以上のこともしなければならないというのが最終結論だ」と威嚇したと伝えられている。
- 動画:「youtube.com/watch?v=HKWJSKYBDXE」
- 参考記事:「telegraph.co.uk」
関係ない動画が流れてくるよ〜
どうやらオリジナルの動画が、著作権違反やらで削除されたみたい
コピー動画があったから、新たに埋め込んどいたよ^^