NBAドラフト抽選に八百長疑惑!?陰謀論者が主張する不正の根拠3つ

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NBAドラフトにヤラセ疑惑
photo by j9sk9s

5月30日に行われた「2012年度NBAドラフト抽選」の結果に対して、「抽選の不正操作、八百長だ」とする、いわゆる陰謀説がネット上で持ち上がり、話題となった。

今年、見事ドラフト1位指名権を獲得したのは、長く不振が続いていたニューオリンズ・ホーネッツ(New Orleans Hornets)だ。チームの今年の成績は、勝率3割程度で、西地区最下位。今回ドラフト1位指名権を獲得したことで、フランチャイズを甦らせるきっかけになると、経営陣やファンは大きな期待を寄ている。

ドラフト抽選の結果が報道されて間もなく、Twitterやニュースコメント欄などで「今年のドラフトは八百長だ」との議論が持ち上がり、メディアもそれを取り上げ始め、瞬く間にネット上に広まった。

USA Todayが行ったアンケート調査によると、54%の人がドラフト抽選で不正があったと思い込んでいる(以下スクリーンショット)。

そもそも、この“陰謀説”はどこから始まり、何を根拠としているのか?陰謀論者が主張するポイントは、次の3点:

1. ドラフト1位有力候補の選手がホーネッツの帽子をかぶっていた

上の写真に写っているのは、今年の全米大学(NCAA)バスケットボールでプレイヤー・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、ドラフト1位指名が確実視されている、アンソニー・デイビス選手。この写真は、ドラフト抽選の2週間前に撮影されたものだ。ホーネッツのキャップをかぶっていることから、ネットでは、「すでにこのときから、ドラフト抽選の結果は決まっていた」とする声が多く見られる。

2. ESPNのドラフト抽選中継で、抽選の様子が放送されなかった

3. 「ホーネッツ」、「ドラフト抽選」、ともにNBAが運営している

NBAは2010年、当時経営不振に陥っていたホーネッツを、元オーナーから買収。以来、売却先を探しており、今年4月にようやく買い手が見つかった。とはいえ、オーナーシップはあと数ヶ月NBAにある。

一部では、売却交渉の際に、ドラフト1位指名権獲得を約束するという裏取引があったのではないかとみている。

以上が、“NBA陰謀説”の主な根拠だが、どれも証拠と呼べるほどのものではない。個人的には、ただの偶然だろうと思う。

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