ついに人間よりも速い歩行型ロボットが登場
チーター型ロボット「The Cheetah」が、20メートルのスパンを時速45.5kmで走り抜け、新たなロボット記録を樹立しました。このスピードは、人類最速の男ウサイン・ボルト選手が持つ記録を上回っているようです。
国際陸上競技連盟によると、人間の世界最速記録は、ボルト選手が2009年の100mレース中に出した時速44.7km(20mスパン)。ルームランナーの上とはいえ、ついに歩行型ロボットが人間のスピードを超えました。
「The Cheetah」は、米DARPA(国防高等研究計画局)の支援のもと、Boston Dynamics社が開発を進める4足歩行のチーター型ロボット。今回のテストで、瞬間最高速度は時速47.1kmにまで達しました。来年には、自然地形でのテストを実施するようです。
DARPAは、インターネットの前身となったARPAnet(アーパネット)を開発したことで有名。
今後のさらなる進化を期待されているThe Cheetahですが、本物のチーターにはまだまだ及びません。チーターの最高速度は100kmを超えるともいわれています。
ソース:「米国防総省DARPA – Webサイト」
速いのはいいけど、このロボットはいったい何の役にたつんだ?