不気味なほどリアルな表情ができるロボット
イタリアのピサ大学ロボット研究チームが開発した、人間に限りなく近い表情を浮かべることが出来る顔ロボット「FACE」がすごい。
このロボットは、「喜び」「恐れ」「驚き」「悲しみ」といった人間の基本表情を一通り表現でき、これらを組み合わせることでさらに多彩な感情表現ができる。例えば、「喜び」と「恐れ」を組み合わせえて「引きつった笑顔」を作りだすことも可能だとか。
ロボットの顔に内蔵された32個のギアと、「HEFES (Hybrid Engine for Facial Expressions Synthesis)」と呼ばれるソフトが、FACEの豊かな表情を実現している。
ブログ『New Scientist』によると、 研究チームは、20人の子供(内5人が自閉症)と心理学者を対象に、ロボットの表情をうまく読み取れるかどうかテストを実施した。その結果、両グループとも「喜び」「怒り」「悲しみ」の表情はすぐに認識できたが、「恐れ」「嫌悪」「驚き」がいまいち分かりにくかったようだ。
ちなみに、この顔ロボットのモデルとなったのは研究員の奥さんらしい。
以下の動画で、実際にロボットが作動する様子を確認できる。
ソース:「newscientist.com」
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