ひとときのスリルを味わうために命を懸ける人間がいる。
以下は、スイス・アルプス山脈の山沿いを猛スピードで滑空しているヘッドカメラ映像。撮影しているのは飛行機やラジコンではなく、ウィングスーツを着用した生身の人間だ。
この決死のチャレンジに挑んだのはプロウイングスーツ・パイロットのロバート・モーガンさん。手を伸ばせば木に届きそうなほど斜面スレスレを飛んでおり、森にぶつかってしまうのではないかと、見ているだけで肝が縮み上がる思いだ。
ウイングスーツは手と足の間に布を張った特殊なジャンプスーツ。飛行機や高い崖からジャンプして、ムササビのように滑空することができる。
Wikipediaによると、ウイングスーツを使用するには、最低200回以上のスカイダイビング経験と専門インストラクターによるトレーニングが必要とのこと。非常に危険なスポーツで、毎年20人ほどが命を落としているという。
Video:「YouTube」
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