こちらは、南極半島の東岸に位置するスノー・ヒル島(Snow Hill Island)で撮影された、人間と野生動物のふれあい映像。
カナダ人観光客のシャーリーン・フリッツさん(Charlene Fritz)が海岸で ゾウアザラシの群れを観察していたところ、ちょっとした奇跡が起こった。海から出てきたゾウアザラシの赤ちゃんがフリッツさんのところに近寄ってきて、体をすり寄せて甘えはじめたのだ。
恐らく生後2ヵ月前後で、体重はすでに90~100kg程度。なかなかの巨体だが、母親に愛情を求めるつぶらな赤ん坊の目をしている。普通こういった場所では野生動物に触れることが禁じられているが、こればかりはどうしようもない。
フリッツさんはアザラシの赤ちゃんとのスキンシップについて「パンの生地のような感触だった」と語る。
「凄く温かくて、骨も感じなかった。魚の臭いもしない」
ミナミゾウアザラシは亜南極圏に生息するアシカ亜目最大の動物。大人になると体長4.5m、体重2000kgくらいにまで成長する。とにかくでかい…。
参考記事:「Daily Mail」
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