足ギターでロックを奏でる両腕のないギタリスト

足 ギタリスト

こちらは、「Big Toe」(ビッグ・トー)として知られるカリフォルニア州サンディエゴ出身のミュージシャン、Mark Goffeneyさん。生まれつき両腕がないというハンデキャップを乗り越えて、足でギターを演奏する術を学び、現在はプロの演奏家として活躍している。実際に演奏している姿を観ない限り、つま先で弾いているというのが信じられないほど上手い。

ミュージシャンの家庭に育ち、幼少期の頃から音楽に携わってきたというGoffeneyさん。父親がゴミ捨て場からボロボロのギターを持ち帰ってきたのがきっかけで、9歳の頃にギターを始めたという。

最初は、ディープ・パープルの『Smoke on the Water』やブラック・サバスの『パラノイド』、J・J・ケイルの『コカイン』といった名曲のリフを、つま先から血が出るまで練習したらしい。そして13歳になる頃には本気で音楽の道を志すようになった。

▼キャット・スティーブンスの『ワイルド・ワールド』

何事も努力と情熱次第。才能がないなどというのはただの言い訳にしか過ぎない。Goffeneyさんはそんな風に思わせてくれる。

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