レイシストに金管楽器で対抗、コミカルなBGMでKKKの集会を邪魔するチューバ奏者

KKK 集会 動画

白人至上主義団体「クー・クラックス・クラン(KKK)」に低音金管楽器スーザフォンで対抗するチューバ奏者の映像が、YouTubeで話題になっている。

米サウスカロライナ州コロンビアでは現地18日、KKKのメンバーらによるデモ集会が行われた。集会の目的は、州議会議事堂が南北戦争時代の「南部連合軍旗」を撤去したことに対する抗議活動。6月に同州チャールストンの教会で黒人9人を殺害した銃乱射事件の犯人がこの旗を信奉していたらしく、「奴隷制を支持した南軍の旗は人種差別の象徴だ」とする非難の声が各地で高まり、7月10日に州庁舎敷地から撤去されている。

上の動画でコミカルなBGMを奏でているのは、チューバ奏者のマット・バックさん。南軍旗を掲げながらコロンビアの街を歩くKKKのデモ隊を笑いものにするのが目的だったそうだ。

「どのようにして抗議の意思を示すべきか迷ったが、これが私のやり方。目的は彼らに恥をかかせることだった。少しは効果があったと思う」

報道によると、18日のKKKの集会には、反白人主義の団体「新ブラックパンサー党」も詰め掛け、両者のデモ隊が衝突。5人の逮捕者、7人の負傷者がでる騒ぎに発展したという。

Video:「YouTube

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