「ユーザーは、タイムラインのどの部分に一番注目するのか?」、Facebookファンページの運営者にとって、非常に気になるポイントです。
EyeTrackShopが行った、「Facebookタイムラインのアイ・トラッキング/ヒートマップ分析」によると、タイムラインで最も注目される箇所は、カバー写真だそうです。さらに、旧デザイン(ウォール)と比べ、タイムラインでは、投稿や広告にユーザーの視線が集まりにくくなったというデータもでています。
以下に、Mashableの記事「Facebook Timeline Changed the Way We See Brand Pages」から、アイ・トラッキング分析の例をいくつか紹介します。
Facebookページのアイ・トラッキング: 旧デザインVSタイムライン
■Dallas Cowboysファンページ
1. ヒートマップ
左が旧デザインで、右がタイムライン。両方ともページ上部に視線が集中しているのは同じですが、旧デザインでは「ウォール投稿」に、タイムラインでは「カバー写真」に注目が集まっています。
2. 見られる確率
旧デザインでは、投稿の見られる確率が100%なのに対して、タイムラインでは40%以下。
3. 視線の順番
タイムラインでは、ユーザーの視線が投稿に行き着くのは、最後のほうです。一方で、旧デザインでは、真っ先に投稿に視線が行きます。
■Pepsiのファンページ
1. 見られる確率
Dallas Cowboysファンページと同様、旧デザインでは投稿に、タイムラインではカバー写真に、最も注目が集まっています。
2. 見られる長さ
各パーツの見られる長さ。「s」は「秒」を表しています。
■Muppetsファンページ
1. ヒートマップ
こちらも、上記2例と同じような結果です。写真の顔部分に、特に視線が集中しています。
2. 見られる長さ
どうやらユーザーは、顔付きの写真を凝視する傾向にあるようです。
■まとめ
今回のアイ・トラッキング分析で明らかになったポイントは:
- タイムラインは、カバー写真が命
- タイムラインでは、広告が見られる確立が低い。
旧デザインでは80%の人が広告に目を通したのに対し、タイムラインではわずか40%以下。広告主にとって、あまり良いニュースではありません - タイムラインの投稿は最後に見られる
- 顔付きのカバー写真が最も視線を集める
ソース:「Facebook Timeline Changed the Way We See Brand Pages」
Screenshot – Mashable.com
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