【統計】日本人の英語レベルってどのぐらい?2012年度世界の英語力ランキング

Tweet about this on TwitterShare on FacebookShare on Google+Email this to someone

2012年度世界英語力ランキング

一般的な教育水準は世界でもトップクラスの日本。だが英語力に関しては、世界的にみてどのくらいのレベルなのか?

国際教育機関「エデュケーション・ファースト(EF)」が実施した調査によると、日本は54ヵ国中22位、アジア諸国内では6位で、先進国の中では決して高い水準ではないという。一方で、東京に限っていえば、世界的にみて高い英語力レベルを維持しているという結果もでている。

2012年度世界英語力ランキング

今回エデュケーション・ファーストが発表したのは、「EF EPI」と呼ばれる英語力判断指標で、世界各国(英語圏以外)から約170万人を対象にテストを実施して得たデータだ。その結果、最も水準が高かったのはスウェーデン。その後にデンマーク、オランダ、フィンランド、ノルウェーと続いており、北欧諸国が非常に高い英語力を保っている。

アジアをみてみると、トップはシンガポール(12位)。次にマレーシア(13位)、インド(14位)、パキスタン(17位)と続き、やはり英語を公用語とする国々が強かった。それ以外では、韓国が21位で、そのすぐ後ろに日本(22位)がきている。ランキングトップ25は以下の通り:

世界英語力ランキング トップ25

同報告書では、国別のランキング以外にも、「国内の地域別スコア」や「性別・年齢別スコア」、「業種別スコア」など、いろいろと興味深いデータを記載している。

東京はシンガポール並みの水準

日本国内のデータに注目すると、地域によって英語力にそれなりの格差があることがわかる。最も高スコアなのは関東地方で、世界水準でみても「英語力が高い」という評価。

都市別にみる日本国内の英語力データ

都市別だと、やはり東京都が他を大きく上回っており、英語を公用語としているシンガポールと同じスコアだ。続いて、京都、大阪の順番となっている。

女性、30代前半が高スコア

男女別の平均英語力

世界的に共通するのは、女性の方がスコアが高かったということ。この差は、中東や北アフリカ諸国などの発展途上国で最も大きくみられる。

年齢別スコアでは、「30~35歳」が最も英語力が高い年代という結果となった。その一方で、日本国内の年齢別指標をみてみると、「18~25歳」が最もスコアが高く、そこから年齢が上がるにつれて徐々にスコアが減少する傾向にある。

▼日本国内の男女別、年齢別データ年齢性別 英語力データ

また業種別で比較すると、「旅行・観光」「コンサルティング」「情報通信」関連に就業している人が高スコアを獲得している。それとは反対に、「販売」「公的機関」のスコアは、ほかの業種と比べて著しく低かった。

今回紹介した「EF EPI指標」は、必ずしも各国の一般的な英語教育レベルを正確に表すものではない。52ヵ国、170万人を対象にした非常に広範囲な調査とはいえ、希望者のみがオンラインでテストを受ける仕組みを取っており、基本的に受験者はネットに接続可能で、英語に興味がある層に限定される。

言い換えれば、各国の英語好きたちのレベルを表す指標ともいえる。つまり、東京都とシンガポールのEPIスコアは同じだと上述したが、市民レベルでの英語理解力が同じという意味ではない(英語を公用語とするシンガポールの方が高いはず)。

※EPIレポートの詳細(英文)→「www.ef.com

Top