Image by Rabe!/Wikimedia Commons
上の画像は、イタリア中部の都市フィレンツェのアカデミア美術館に収蔵されている「ダビデ像」の手。 ルネサンス期の1501年~1504年に、イタリアの彫刻家ミケランジェロにより制作された彫刻だ。
アップで見ると、その素晴らしさを改めて思い知らされる。手の甲の血管や筋、指の関節など、細部まで不気味なほどリアルで滑らかに表現されており、とてもカチカチの石には見えない。血が通った生身の人間の手のよう。
ミケランジェロがダビデを作り始めたのはわずか26歳の時。ダビデとは、羊飼いからイスラエルの王に成り上がった旧約聖書の登場人物だ。
by Marco Crupi Visual Artist/Flickr
「プロセルピナの略奪」
by elixirk/Flickr
こちらは、ローマの国立ボルゲーゼ美術館に展示されている「プロセルピナの略奪」という17世紀の彫刻。バロック芸術の巨匠ジャン・ロレンツォ・ベルニーニの作品で、ミケランジェロのダビデ像にまったく劣らないほどディテールがすごい。
by Int3gr4te/Wikimedia Commons
参考記事:「Reddit」
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